“寒い”吹き抜けを塞ぐ工事

“吹き抜けは開放感もあり、光も差して気持ちよさそう”…。確かにその通りです、これが吹き抜けのメリットでもありますね。

その反面、暖房の効きが悪い事や、夏の日差しが暑すぎるというデメリットがあるのも事実。

今回はK様より、この吹き抜けのデメリットの“寒さ”を解消したいというご依頼を受け、吹き抜けを塞ぐ工事のご依頼を頂きました。

やはり暖房の効きが悪い事と、2階から冷気がLDKに降りて来る事から、寒い時期は本当に困られていたそうです。

暖かい空気は上へ上がり、冷たい空気は下に下がる性質があるので、吹き抜けがあると、どうしてもこの問題は出て来ますね。

K様邸にはファンも取り付けられていましたが、それでは不十分だったそうです。

吹き抜けをどうやって塞ぐ?

K様邸は、大手メーカーで建てられており、軽量鉄骨造です。

そのため、天井を塞ぐための材木をどこにどう掛けて行くのかを大工さんと入念に打ち合わせしました。

木造の場合は材木に材木を掛けて留めて行けば良いのですが、軽量鉄骨となると、掛けてどう留めるのかが、悩ましいところでした。

この点は、現調時にダウンライトを外させて頂き、壁の中を見て、ある程度どうやるのかを考え方向性を決めました。

また、階段からの冷気を防ぐために、その階段面に壁を起こし、出入り口には建具を設置する事になりました。

天井ができ、2Fには新たなスペースが

天井ができた1Fですが、少し暗くならないかという懸念点はあったものの、白っぽいクロスを選んで頂いたので、さほど暗さは感じませんでした。

2Fにも新たなスペースができたので、そこをどういう風に利用するのか…、考えるのも楽しいですね。

階段面にはPOPな壁紙を選ばれたので、楽しい雰囲気になりました。

これから寒い季節になりますが、今年こそは暖かい室内を満喫して頂きたいと思います。

↓新たに出来た天井には、ライティングレールを取りつけました。

好きな位置や高さでお好みの照明を取り付けられるので、お部屋の雰囲気もかわりますね。

因みにウチも吹き抜けだったのですが、やはり寒くて数年前に塞ぎました。

ウチは天窓もあったので、暗くなる覚悟もしていました。

でも塞いでみると、やはり白っぽいクロスのお陰か、暗さはさほど気になりませんでした。

そして、やっぱり暖かい!

それまではファンヒーターを使っていましたが、灯油代と電気代がかかるので困っていました。

吹き抜けを塞いだ後は、ストーブだけで十分暖まる上に、ファンヒーターと違ったほんわかした暖かさが気持ち良いんです。

また今年も冬が近づいて来たので、そろそろストーブの掃除もしようかなと思っています。

こういった、住んでみて感じた寒さや何とかしたい箇所、先ずはご相談くださいm(_ _)m

K様、ご依頼を頂きありがとうございました。

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