山の木の伐採
自宅兼事務所・作業場裏の山。
一部はウチの所有で、一部は別の方の所有ですが、許可を頂いて伐採をさせて頂きました。
とはいえ、素人では無理な生い茂り方で、プロにお願いをしました。
去年私道に近い方を先ず伐採、先月家の後ろ側の裏山のある程度を伐採して頂きました。
手前の山の伐採後は、庭や屋根に降って来る笹の葉や、杉の穂などが格段に減りました。
更には、太陽光発電の発電時間が延びました‼
そして今回の伐採。後ろ側で家にはそんなに影響は無かったのですが、その鬱蒼とした感じと、蚊の多さ…。
雪の度、大風の度、とにかく竹が元畑だった方へと曲がり…。
空気の流れや風の通りが良くない感じがしていました。
それが、伐採をして頂いたお陰で、陽の光が良く入って、気持ちの良い風が通り抜けるようになりました。
今までは、家の裏の方はあんまり良く見たりしなかったのですが、あまりにも気持ちよくなったので、毎日眺めては気持ちの良い風を感じています♫
伐採して頂いたMさんとお話をしましたが、昔の日本は、
❍田んぼで稲を育てる→ハデを組んで乾かす(これに山の竹を伐採して使用)→ハデが傷んだら、お風呂の焚口で薪代わりに焚く
という循環が有ったから、折々に山へ入って、竹を切ったり山の管理をしていたものだけどなぁと。
確かに。
ウチの実家も正にその通りの生活をしていました。
子供の頃は、祖父母と一緒に山へ入り、一緒にしいたけの菌を木に植え付けたり、タケノコを掘ったりしていました。
山は、ずっと近い存在だったと思います。
お風呂の焚口で竹がパァン!と弾ける音を聞きながら、お風呂に入っていた事も懐かしいです。
今はボタンを押せばお風呂に温かいお湯が溜まり、ホントに便利になりました。
この便利さのお陰で、とても快適に毎日を過ごせてはいるのですが、昔の日本の循環型の生活も忘れてはいけないと思います。
循環型の生活は、体力も気力も必要ではありましたが、自然と一緒に生きている感じのする、人間らしい生活だったと思います。
快適さ、速さ、便利さ。
それの行き着く先はどこなんでしょう…。
今回の伐採では色んな事を考えさせられました。
山の管理は大変ですが、折々に山へ入って、伸びた草や竹を切りながら、山を良い状態にして行けたら良いなと思っています(*^^*)
ホントに気持ち良い風と光をありがとうございました☆
鬱蒼とした裏の山…空気の流れが(T_T)
伐採後の光の入り具合が‼
↑Before and After