中古物件を購入・12年住んでみて分かった事【吹き抜け編】
吹き抜けは寒い…
現在住んでいる事務所・作業場兼自宅を、初めて内覧に来た時の事は今でも良く覚えています。
玄関が広々としていて、吹き抜けの天井がすごく印象的で…。
当時はアパートに住んでいたので、とにかくどこを見ても広い!という印象でした。
実際に住み始めて分かった事は、吹き抜けはとにかく寒い!でした。
玄関だけでなく、広いLDKも吹き抜けだったので、冬は本当に寒かったです。
LDKでは冬はファンヒーターとこたつで過ごしていましたが、ファンヒーターの灯油の消費量と言ったら…(T_T)
暖かい空気は上へと上がるので、顔は熱いのに足元は冷えている様な状態でしたね。
天井にファンを取り付けようと、電気屋さんに見て貰いましたが、天井の傾斜がキツ過ぎて取り付けは出来ないとの回答で…。
せめてファンが付けられたら、少しは寒さが軽減されていたかも知れません…
吹き抜けの寒さ対策
①吹き抜けの寒さ対策としては、可能であればファンを設置する事ですね。
ただ、この対策はどれ位効果的かは何とも言えないところです。
少し前に施工事例にUPしているK様邸は、吹き抜けの天井にファンも取り付けられていましたが、寒さの軽減にはつながっておらず、天井をして吹き抜けを塞ぎました…。
部屋の広さや天井高、日の入り方など、色々な条件があるので、これもまた住んで体験しないと分からない部分ですね…。
②吹き抜けを塞ぐ
K様邸と同様に、吹き抜けを塞いでしまうのが、一番寒さの軽減にはつながるかと思います。
ただ、この場合にも吹き抜けの下の部屋が、どういう作りになっているかにもよりますね。
とにかく冷たい空気が部屋へ降りてこない様にし、温かい空気が上に流れて行かない様にすることが大事ですね。
因みにウチの家も吹き抜けは塞ぎました。
ファンヒーターもその廻りしか暖かくないし、灯油の消費は激しいので、今はストーブとこたつで過ごしています。
実際に過ごした感想は、ストーブの暖かさが二階にも届くので二階は暖房いらずで過ごせています。
そして寒かったLDKは、ストーブの柔らかい温かさですごく快適温度で過ごせていて、あの寒かった吹き抜けは何だったんだろう…というくらいです。
ファンヒーターはその廻りだけが熱いのに、ストーブは部屋全体を優しく温めてくれます。
やかんのお湯も一役買っているんでしょうね。
吹き抜けは開放的で素敵です。
でもこれも春夏秋冬過ごしてみないと、そのメリットやデメリットは分からないですよね。
これから物件を購入される方、新築を建てられる方、吹き抜けについてはご家族と良く話し合ってみてください。
次回は、勝手口の必要性についてUPします!