ユニットバスの床がひび割れた！原因別に解説する補修方法と費用

ユニットバスの床がひび割れてしまった、そんな経験はありませんか。
長年愛用しているユニットバスの床に、いつの間にかひび割れが。
「まさか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、ユニットバスの床のひび割れは、決して珍しいことではありません。
しかし、放置すると水漏れや床下の腐敗につながる可能性も。

この記事では、ユニットバスの床のひび割れの原因から、素材別の適切な補修方法、費用の目安まで詳しく解説します。
安心できる快適な浴室空間を維持するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. □ユニットバスの床のひび割れはなぜ？原因と問題点を解説
2. □素材別の補修方法と費用を比較
3. □まとめ

□ユニットバスの床のひび割れはなぜ？原因と問題点を解説

ユニットバスの床のひび割れは、経年劣化や衝撃など、様々な原因が考えられます。
放置すると、水漏れや床下の腐敗といった深刻な問題に発展する可能性も。
適切な補修を行うためにも、まずはひび割れの原因を理解することが大切です。

1: 経年劣化

ユニットバスの床材は、主に樹脂やタイル、FRPなど、様々な素材で構成されています。
これらの素材は、長年の使用によって劣化し、ひび割れが発生することがあります。
特に、樹脂素材は、水分や温度変化の影響を受けやすく、経年劣化によって強度が低下しやすいため注意が必要です。

2: 衝撃

重いものを落としたり、床を強く踏みつけたりすることで、衝撃が加わりひび割れが発生するケースもあります。
特に、硬い素材の床材は、衝撃に弱く、ひび割れしやすい傾向があります。

3: 施工不良

ユニットバスの施工時に、床材の接着が不十分であったり、下地がしっかりとしていなかったりすると、ひび割れが発生しやすくなります。

4: 水漏れ

ユニットバスの床下の防水層に傷や劣化があると、そこから水が浸入し、床材が膨張したり、ひび割れたりする可能性があります。

□素材別の補修方法と費用を比較

ユニットバスの床材は、素材によって適切な補修方法が異なります。
ここでは、一般的なユニットバスの床材である、樹脂、タイル、FRPの3つの素材別に、補修方法と費用の目安を比較して解説します。

1: 樹脂

樹脂製の床材は、ひび割れが小さい場合は、コーキング剤で補修することができます。
コーキング剤は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。
費用は、コーキング剤の種類や作業量によって異なりますが、数千円から数万円程度です。
ひび割れが大きい場合は、床材を交換する必要があります。
床材交換の費用は、素材や面積によって異なりますが、数十万円から数百万円程度かかる場合があります。

2: タイル

タイル製の床材は、ひび割れが小さい場合は、エポキシ系接着剤で補修することができます。
エポキシ系接着剤は、強度が高く、水にも強いので、タイルの補修に適しています。
費用は、接着剤の種類や作業量によって異なりますが、数千円から数万円程度です。
ひび割れが大きい場合は、タイルを交換する必要があります。
タイル交換の費用は、タイルの種類や面積によって異なりますが、数十万円から数百万円程度かかる場合があります。

3: FRP

FRP製の床材は、ひび割れが小さい場合は、FRP用の補修材で補修することができます。
FRP用の補修材は、ホームセンターなどで購入できます。
費用は、補修材の種類や作業量によって異なりますが、数千円から数万円程度です。
ひび割れが大きい場合は、床材を交換する必要があります。
床材交換の費用は、素材や面積によって異なりますが、数十万円から数百万円程度かかる場合があります。