引き違い窓の隙間風を防ぐメリットと方法をご紹介!

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、引き違い窓の隙間風が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、引き違い窓の隙間風を防ぐメリットと引き違い窓の隙間風を防ぐ方法についてご紹介します。
 
 
引き違い窓の隙間を埋めると、部屋の気密性が向上し、快適な居住空間を確保できます。
この隙間は構造上避けられないものですが、時間が経つにつれて劣化や摩擦によってさらに広がりやすくなります。
 
冬になると、この隙間から風が侵入し、部屋が冷え込んでしまいます。
しかし、隙間を埋めることで部屋の温度を一定に保ち、暖房費の節約につながります。
引き違い窓の隙間を埋めることで、以下のようなメリットがあります。
 
1.暖房費の節約
 
隙間からの風の侵入を防ぐことで、部屋の気密性が高まります。
これにより、暖房の設定温度を下げられます。
環境省が推奨している設定温度は20度で、1度下げるごとに約10%の消費電力が削減できます。
 
2.冷房費の節約
 
同様に、隙間を埋めることで夏季の冷房費も削減できます。
環境省の推奨設定温度は28度で、1度上げるごとに約13%の消費電力が削減できます。
 
3.防虫効果
 
隙間を埋めることで、室内への虫の侵入を防止できます。
窓を閉めていても、微小な隙間から虫が侵入することがありますが、これを防げます。
 
4.防音効果
 
隙間を埋めることで、外部からの騒音を軽減できます。
同様に、室内からの音が外に漏れにくくなります。
 
引き違い窓の隙間を埋めることで、快適な居住環境を維持しながら、光熱費の節約に貢献できます。
 

□引き違い窓の隙間風を防ぐ方法

 
1.隙間テープを利用する
 
市販の隙間テープを使って窓の隙間を埋める方法です。
窓の構造上、隙間ができてしまうことがありますが、隙間テープを窓枠に貼ることで風の侵入を防ぎます。
手軽に取り付けられ、100円ショップなどで手に入る安価なアイテムです。
 
2.厚手の長いカーテンを使用する
 
冷気が侵入しにくいよう、厚手で長いカーテンを取り付ける方法です。
カーテンが床に届くほどの長さがあると、床との隙間から風が入りにくくなります。
また、厚手の生地を選ぶことで断熱効果も期待できます。
さらに、カーテンボックスを設置することで上部からの風も防げます。
 
3.窓際に立てかける隙間風ストッパーを利用する
 
窓際に立てかけるタイプの隙間風ストッパーを使う方法です。
これは窓の下に置くことで、床との隙間からの風を遮断します。
取り付けが簡単で、窓の大きさに合わせてカットできるタイプもあります。
 
これらの対策を組み合わせることで、窓からの隙間風を効果的に防げます。
 

□まとめ

 
引き違い窓の隙間風を防ぐメリットとして、暖房・冷房費の節約、防虫効果、防音効果があります。
また、引き違い窓の隙間風を防ぐ方法として、隙間テープを利用する、厚手の長いカーテンを使用する、窓際に立てかける隙間風ストッパーを利用することが有効です。
本記事が引き違い窓の隙間風を防ぐ方法について理解を深める参考になれば幸いです。

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