浴室タイルのひび割れを放置するのは危険!補修方法と費用についてご紹介!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、浴室のタイルのひび割れについて悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、浴室のタイルひび割れの自宅でのチェックポイントとタイルひび割れの補修方法と費用についてご紹介します。
□浴室タイルのひび割れの見逃しは危険!自宅でのチェックポイント
浴室のタイルには、経年と共に目地のはがれや欠損などが生じることがあります。
特に、ひび割れは水漏れの引き金となり、これを放置することは厳禁です。
ひび割れからの水漏れが放置されると、壁や床に水がしみ込み、それにより二次的な損害が発生します。
床下に水が漏れると床下が湿気っぽくなり、床下の腐食、カビや細菌の発生、シロアリの被害などが生じる可能性があります。
これらの問題が進行すると、大規模な修理工事が必要になることもありますので、早急な対応が重要です。
浴室のタイルの損傷や劣化を確認する方法についても理解しておくと良いでしょう。
1:細かい亀裂に注意する
浴室タイルに微細な亀裂が見られれば注意が必要です。
これらの小さな亀裂も見逃さずに確認しましょう。
小さなヒビでも放置すると大きなひび割れにつながり、水漏れなどの被害が拡大する可能性があります。
2:暗い環境での確認
浴室内を少し暗くし、懐中電灯などで照らしてみましょう。
明るい状態では見えないかもしれませんが、光を当てることで微細な亀裂やひび割れが浮かび上がります。
3:接続部分の確認
天井や床面とタイルの接続部分はひびが入りやすい箇所です。
これらの部分を特に丹念にチェックし、小さな亀裂でも見逃さずに確認しましょう。
4:タイルの浮きを確認
浴室タイルの表面を軽く叩いて、浮きがないか確認してみてください。
浮いている場合、叩いたときに鈍い音がするためすぐに分かります。
5:目地の状態を確認
タイルの目地部分も重要です。
目地が欠けていると水漏れの原因になりますので、損傷が見られた場合は早急に修理を検討しましょう。
□タイルひび割れの補修方法と費用
タイルの補修には、ひび割れた部分に合ったエポキシ系の接着剤を使用する方法があります。
まず、エポキシ系接着剤の主剤と硬化剤をしっかりと混ぜ、その後ヘラを使ってひび割れたタイルに均等に塗り込みます。
接着剤が固まる前に、はみ出した部分は迅速に拭き取ります。
もし目地に割れや浮きがある場合は、マイナスドライバーなどを使用して問題の箇所を除去し、タイル用の目地セメントを充填します。
この際、セメントがはみ出した場合も同様に拭き取ります。
また、タイルと浴槽の間のすきまを埋めたい場合は、コーキング剤を利用して補填するべきです。
タイル補修の費用に関しては、部分的な目地補修の場合は2万円以上、ひび割れの補修なら3万円以上かかることが一般的です。
リフォーム会社に依頼する際は、材料費だけでなく人件費なども考慮されるため、一定の費用がかかります。
工期は劣化の度合いにより異なりますが、通常は1~2日ほどです。
□まとめ
浴室のタイルのひび割れは水漏れの引き金となり、これを放置することは厳禁です。
タイルの細かいひび割れに注意し、タイルの浮きや接続部分も確認しましょう。
タイルの補修には、ひび割れた部分に合ったエポキシ系の接着剤を使用する方法があります。
本記事が浴室タイルのひび割れの補修方法について理解を深める参考になれば幸いです。