ローコスト住宅とSIMPLE NOTE
“ムダを省いてコストを下げる”と、SIMPLE NOTEではセミナーなどで説明をしますが…
SIMPLE NOTEはいわゆるローコスト住宅ではありません。
“ムダを省いてコストを下げる”というのは、若干誤解を招く言い回しかも知れない…と先日ふと気づきました(-_-;)
SIMPLE NOTEの大切にする家づくりの考えは、コストをどこまで抑えれるか、ではないのです。
従来の家づくりで当たり前の事柄を、本当にそうだろうか…と、考え直してできたのが、このSIMPLE NOTEの家づくりです。
従来の家づくりといえば…
*窓は外側
*2階建て
*カーテン必須
*家の周りには柵や植栽で目隠し
*収納は多いに限る
*南向きの土地が良い土地
書き上げたらきりがない位、沢山の“当たり前”がありますね。
でも、これらをSIMPLE NOTE的に考えると…
*窓は外側、出来れば南向きに→土地・周辺環境を大前提に設計する。採光を計算に入れた上で、外側に窓を付けず、なるべく内側に付ける。
*2階建て→老後も考え、できるだけ平屋に。土地の状況では一部2階に。
*カーテン必須→外側に窓が少なければ、目隠し用のカーテンは不要になる。
*家の周りには柵や植栽で目隠し→外側に窓を極力付けなければ、外壁が柵や植栽などの役割を果たすので不要に。更に、柵・植栽などがなければ、将来のメンテナンス料も不要に。
*収納は多いに限る→床面積でなく、壁面積で収納を作れば、ムダに沢山の収納を作らず、その分部屋を広げたりできる。
*南向きの土地が良い土地→良い土地=高いので、そうでない土地でも設計を工夫した間取りにすれば、良い土地にこだわらなくても良くなる。
といった具合になり、通常かかるはずのコストが不要となったり、安価に抑えたりする事が出来ます。
家づくりの考え方を見直し、かつ設計を工夫することによって、結果的に建てる時のコスト削減と、後々にかかってくる各所のメンテナンス費用が最小限に抑えられる(不要となる)のが
SIMPLE NOTEの家づくり、という事になりますね。
ただただあれこれ諦めたりまたは我慢するのでは、せっかくの家が心地良い物ではなくなってしまいます。
大切な家族と過ごす家だからこそ、無駄なく無理なく、何よりも快適に過ごしていただきたいです(*’ω’*)